塗替えの費用はどれくらいかかるの? | |
見積りを依頼する前に、それでも一体どれ位かかるのか知っておきたいですよね。 一般の戸建住宅(外壁塗装面積が150㎡程度、屋根を除く周辺部の塗装も含む)の場 合、90万円~120万円程度が目安です。 ただし塗装前の下地が悪いために、余分に費用がかかったりする場合があります。 また選ぶ塗料によっても変ります。 |
水性塗料は弱くないの? | |
水にとけちゃう塗料なら雨風にも弱そうと考えてしまいますよね。 最近の外壁塗料は、ほとんどが水性塗料になっています。 塗装する時にシンナーを使うと、きつい臭いがし乾燥中に大気中へシンナーが蒸発するなど、 環境汚染につながります。そこで出来る限り塗料を水性化して、環境にやさしくしています。 塗装職人さんも水性の方が扱いやすく、危険なシンナーを現場へ持っていかずに済みます。 塗料技術の発達により、水性であっても塗装されて乾燥してしまうと、従来のシンナー型塗料と変わらない強い膜になります。 最近は水性シリコンなど、より太陽光線に強い樹脂が使われ、大切な家を長く保護できる様になりました。 |
吹き付け塗装とローラー塗装はどちらがいいの? | |
凸凹模様になる塗料は、吹き付け塗装をします。平滑な仕上げや、なみがたの仕上げはローラー塗装で行います。 仕上がり模様が違うだけで、どちらが強い、弱いなどは関係ありません。 お家の立地条件で吹き付け作業が出来ない場合もあり(塗料の飛散や塗装機の騒音)、塗料にもローラー専用のものや、吹き付け専用のものがあります。 |
塗装は何年持つの? | |
せっかく塗り替えても、何年持つのか気になりますよね。 通常の外装塗料はアクリル樹脂が使われており、5年~7年で表面から劣化してきます。 お家にとっては早めの塗り替えがいいのですが、実際には10年~15年程度で塗り替えられている様です。シリコン樹脂を使った塗料はアクリル樹脂に比べ太陽光線に強く、8年から12年で表面から劣化してきます。 次回の塗り替えは12年~15年が目安になるでしょう。 |
どの塗料を選べばいいの? | |
塗り替え用の塗料もいろいろあって、施工店さんには何種類もすすめられるし、
一体 どの塗料を選べばいいのか、迷ってしまいますよね。
外壁の塗り替え塗料は一般にアクリル樹脂塗料と呼ばれるものが主流です。 最近は、建て替えるより今の住まいを大切に長く使っていこうという考え方になり、 塗装もより長く美しさを保ち、より長く壁を保護することが求められています。 そこで塗り替えに使う塗料は、従来のアクリル樹脂塗料に比べて、より紫外線による劣化の少ないシリコン樹脂を使った塗料や高価ではありますが高耐候性のフッ素樹脂塗料の採用をお勧めしています。 |
施工店の方に「シーラーで下塗りをする」と言われましたが、必要ですか? | |
必要です。 シーラーの役割は 1.アルカリ押さえ効果 2.吸い込み止め効果 3.密着性向上 です。 ちなみにシーラーとは“覆い隠す”という意味があり、主に吸い込みのある素材に適用する下塗り材のことを指します。 |
細かい亀裂がたくさんありますが、きれいに直せますか? | |
ご心配ありません。 |
壁をさわると白い粉がつきますが… | |
これは、チョーキング現象(白亜化)です。 |
外壁に長いひびが入っているのですが… | |
これは、塗膜の割れ(クラック)です。塗膜に裂け目が出来る現象をいいます。 |
新築の時と屋根の色が随分違うように思うのですが… | |
これは、変退色です。 |
門扉(鉄部)の“サビ”が気になるのですが… | |
ご心配いりません。 |
塗膜は厚く塗るほど良いのでしょうか? | |
一回に塗る量や厚さは塗料の種類によって決められています。 |
塗料はよく薄めたほうがキレイに塗れるのでしょうか? | |
膜厚が不足し性能(弾性・耐久性)が発揮されません。 |
なぜ、上塗り材、下塗り材などを重ね塗りするの? | |
外壁を塗り替えるときに、下塗り材と上塗り材の2種類の塗料を使う施工仕様があります。 この仕様では、下塗り材は、現在塗ってある塗膜やコンクリート等の下地を補強する役割や上塗り材と下地をくっつける接着剤のような役割を担っています。 上塗り材は、下塗り材を含めた下地を紫外線、水、炭酸ガス等から守る役割や、もちろん色や模様などの意匠性を出す役割も担っています。 重ね塗りされた下塗り材と上塗り材は各々役割分担をしているのです。 |
水性塗料と溶剤型塗料の違いは? | |
水性塗料とは水で希釈可能な塗料、溶剤型塗料とは溶剤(シンナー)で希釈可能な塗料の総称です。 塗料の性能設計には様々な要素がありますが、その骨格となる樹脂が塗料の性能を 決定すると言えます。 |
水性塗料は溶剤型塗料に比べて性能が落ちるのではないですか? | |
「水性は塗ってもすぐダメになる」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。 |
防水形(弾性)塗料ってどんなもの? | |
壁に塗るとゴムのように柔らかい塗膜を形成する塗料です。 |
上塗り塗料には様々な樹脂系がある様ですが、おおまかな性能の見分け方は? | |
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なぜ建物にカビが生えるのか? | |
建物には雨水に溶け込んでいる成分やホコリの成分を栄養源にできる生物が繁殖します。
特にカビには、微量の栄養で繁殖でき、かつ乾燥に強い種類があり、
栄養分が乏しく晴れの日にはカラカラに乾いてしまう建物の表面でも生き延び、
繁殖し、目立つようになります。 光が当たる場所であれば藻やコケなども生えます。 |